中東の遺産の対策方法は？国と地域の位置で覚えよう！

今回は世界の文化遺産の中で、中東(シリア、イスラエル、エルサレム、パレスチナ、ヨルダン)の世界遺産を見ていきます。

私の場合は、中東に関しては国や地域の場所から覚える必要があったため、地図に描いて覚えました。

危機遺産にも注目しながらまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください！

危機遺産に関する記事はこちら

世界遺産検定1級に登場する中東の世界遺産

中東の世界遺産に関しては、まず国と地域の場所を覚えましょう。
その後、国別に覚えると覚えやすいです。

以下のように地図でまとめましたので、その下の表と合わせて覚えていきましょう。

世界遺産名	国（地域）	危機遺産
マサダ国立公園	イスラエル	–
イエス生誕の地 ベツレヘムの聖誕教会と巡礼路	パレスチナ	○→その後脱する (緊急的登録推薦)
オリーブとワインの土地	パレスチナ	○ (緊急的登録推薦)
ヘブロン： アル・ハリールの旧市街	パレスチナ	○ (緊急的登録推薦)
イエス洗礼の地	ヨルダン・ ハミシェット王国	–
エルサレムの旧市街とその城壁群	エルサレム (ヨルダンが申請)	○
ダマスカスの旧市街	シリア・アラブ共和国	○
古代都市パルミラ	シリア・アラブ共和国	○
隊商都市ボスラ	シリア・アラブ共和国	○
アレッポの旧市街	シリア・アラブ共和国	○
クラック・デ・シュヴァリエと カラット・サラーフ・アッディーン	シリア・アラブ共和国	○
シリア北部の古代集落群	シリア・アラブ共和国	○

シリア・アラブ共和国の6つの遺産は、全て危機遺産に登録されていることがわかります。

パレスチナの3つの遺産は、全て緊急的登録推薦で登録されましたが、「イエス生誕の地」に関しては後に大規模な修復が評価され、危機遺産リストから脱しました。

緊急的登録推薦とは、危機に直面していて緊急的に保護が必要な遺産に対し、世界遺産リストと危機遺産リストに同時に登録される方法です。

※こちらにまとめているのは、私が受けた2023年時点なので最新情報に関してはテキストでご確認下さい。

まとめ

今回は世界の文化遺産の中で、中東の世界遺産について見てきました。
テキストもよく読んで頂き、まとめとして上記の表をぜひ参考にしてください。

次回は中東の遺産に関連して、危機遺産の概要と頻出問題対策に関して投稿しますので、ぜひ参考にしてみて下さい！

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。