過去問からピックアップ！必ず覚える世界遺産に関連する人物

今回は世界の文化遺産を見ていきます。

世界遺産検定1級では遺産に関連する人物名も頻出ですが、カタカナばかりでなかなか覚えられませんよね。よく出る人物名に関して今回まとめました。
（*一部自然遺産も含む）

地域別にまとまっているので、特徴，国と合わせて覚えていきましょう！

世界遺産検定1級に登場する人物名(アジア，オセアニア)

まずはアジアの人物を見てみましょう。

人物名	世界遺産名	国	特徴
ヴィジャヤナガル王国(王国名)	パンピの都市遺跡	インド	ヴィジャヤナガルは「勝利の都」の意味
シャー・ジャハーン	タージ・マハル	インド	大理石づくりの霊廟
F・W・スティーブンス	チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅	インド	インドの伝統的な建築様式と英国のヴィクトリア朝時代のゴシック・リバイバル様式を融合
永楽帝	天壇：北京の皇帝祭壇	中国	永楽帝が造営した祭祀施設
楽僔	敦煌の莫高窟	中国	西方からきた僧。366年から掘り始めた
シェール・シャー	ロータス城塞	パキスタン	1541年に建設された要塞
カッサパ1世	シーギリヤの古代都市	スリランカ	シンハラ王国の王カッサパ1世が建設
アンティオコス1世	ネムルト・ダーの巨大墳墓	トルコ	コンマゲネ王国のアンティオコス1世が自分のために築いた墳墓
キュロス2世	ペルシア庭園	イラン	エデンの園を具現化した9つの庭園
李成桂	宗廟	韓国	李成桂により造営された霊廟
ローレンス・ニーベン	シンガポール植物園	シンガポール	植物園として世界最高レベルの科学期間

世界遺産検定1級に登場する人物名(アフリカ)

次はアフリカを見てみます。
セプティミウス・セウェルスは頻出ですし、負の遺産であるロベン島、ゴレ島、似て出題されるモザンビーク島、サン・ルイ島は関わった人物も合わせて覚えましょう。

人物名	世界遺産名	国	特徴
ジョバンニ・バッティエスタ・カイラティ	モンバサのフォート・ジーザス	ケニア	海上貿易路を防衛する目的で建設された砦
ラメセス2世	ヌビアの遺跡群：アブ・シンベルからフィラエまで	エジプト	建築王と呼ばれたラメセス2世が神殿を建設
セプティミウス・セウェルス	レプティス・マグナの考古遺跡	リビア	ローマ皇帝に就くと黄金期を迎えた遺跡
ネルソン・マンデラ	ロベン島	南アフリカ共和国	ノーベル平和賞受賞したがネルソン・マンデラが政治犯として20年投獄
ヴァスコ・ダ・ガマ	モザンビーク島	モザンビーク	1498年にインド航路開拓の途中に上陸

世界遺産検定1級に登場する人物名(ヨーロッパ)

次はヨーロッパです。
ヨーロッパは文化遺産登録が多く、覚える人物名も一番多い地域です。

人物名	世界遺産名	国	特徴
ジョバンニ・バッティスタ・ティエポロ	ヴュルツブルクの司教館と庭園群	ドイツ	フレスコ画を描いた人物
トマス・テルフォード	ポントカサステ水路橋と運河	イギリス	イギリスで最も長い水路橋
ビアトリクス・ポター	英国の湖水地方	イギリス	ピーターラビットを描いた人物
バーナード・ラヴェル	ジョドレルバンク天文台	イギリス	天文物理学者。施設にはラヴェル望遠鏡も含まれる
クロード・ニコラ・ルドゥ	アルケ・スナン王立製塩所	フランス	円形配置して労働効率を実現した
ジャン・ロレンツォ・ベルニーニ	ヴァチカン市国	ヴァチカン市国	聖ペテロの司教座
ベルトルト・フォン・ツェーリンゲン	ベルンの旧市街	スイス	森の中の石造の街
カジミエシュ2世	ヴィエリチカとボフニャの王立岩塩坑	ポーランド	ヴィエリチカの採掘権を独占した
アルベルト・パラシオ	ビスカヤ橋	スペイン	世界初のゴンドラ橋
ミース・ファン・デル・ローエ	ブルノのトゥーゲントハート邸	チェコ	開放的な空間設計が特徴
フレゼリク2世	クロンボー城	デンマーク	ルネサンス様式へ改築

世界遺産検定1級に登場する人物名(アメリカ大陸)

最後にアメリカ大陸です。
アメリカ大陸では一部、自然遺産に関連する人物名も出てきます。

人物名	世界遺産名	国	特徴
ジョセフ・バール・ティレル	ダイナソール州立公園	カナダ	ティラノサウルスも発見。「ティレル」と「ティラノ」の音で覚える
ウッドロー・ウィルソン大統領	グランドキャニオン国立公園	アメリカ	ハバスパイ族
アンドリュー・ハミルトン	独立記念館	アメリカ	独立記念館の設計者
ディエゴ・ベラスケス	ハバナの旧市街と要塞群	キューバ	スペイン人のキューバ総督
フェリペ2世	サンティアゴ・デークーパーのサンペドロデ・ラ・ロカ城	キューバ	スペインが築いた
カルロス・ラウル・ビリャヌエバ	カラカスの大学都市	ベネズエラ	ベネズエラ大学の施設群

まとめ

今回は世界の文化遺産の中で頻出される人物について見てきました。
テキストもよく読んで頂き、まとめとして上記の表をぜひ参考にしてください。
通勤や通学の際の復習にもどうぞ！

次回は意外と大事な時事問題に関して投稿しますので、ぜひ参考にしてみて下さい！

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。