ラヴォー地区|文化的景観として世界遺産登録されたブドウ畑まとめ
今回は世界の文化遺産の中で、文化的景観としても登録されているブドウ畑を見ていきます。
私が世界遺産を学ぶ中で、覚えにくかったテーマの一つが「ブドウ畑」でした。ヨーロッパには多くのブドウ畑があり、場所も似通っているのでノートにまとめて覚えました。
今回は特徴も押さえながらまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください!
世界遺産検定1級に登場するブドウ畑(ヨーロッパ)
本日紹介する遺産は、すべて文化的景観にも登録されています。
特徴をしっかり見ていくと意外とそれぞれに特徴があるので、その遺産ならではの特徴をしっかり押さえましょう。
世界遺産名 | 国 | 特徴 |
ピエモンテのブドウ畑の景観 ランゲ・ロエロとモンフェッラート | イタリア | ・イタリア北西部 ・エトルリア人とケルト人の交易地 ・ブドウの木の花粉が見つかった |
コネリアーノとヴァルドッビアーデネのプロセッコ栽培丘陵群 | イタリア | ・イタリア北東部 ・プロセッコワインの産地 ・チリオーニ(台地)、ベルッセラ(栽培法) |
トカイ地方のワイン産地の 歴史的文化的景観 | ハンガリー | ・ルイ14世が愛したアスーワインの産地 (ワインの王と称した) |
ラヴォー地域のブドウ畑 | スイス | ・ベネディクト会、シトー会がワイン生産の指導をした ・ローザンヌからシヨン城まで30kmに渡るレマン湖北東側の斜面に広がるブドウ畑 |
ピーコ島のブドウ栽培の景観 | ポルトガル | ・アゾレス諸島で2番目に大きい火山島 ・作物を風や海水から守るために直線上の石壁が作られた |
アルト・ドウロのワイン生産地域 | ポルトガル | ・2000年の歴史を持つワインの生産地 |
ブルゴーニュのブドウ栽培の景観 | フランス | ・区画「クリマ」の景観が世界遺産登録された |
個人的にはポルトガルの「ピーコ島のブドウ栽培の景観」はとても印象的な景観です。総延長8000キロの石垣によって守られたブドウ畑は、上から見ると網の目になっており、石垣によって海からの強い風や海水の塩から守られているそうです。
このように、調べてみて自分の好きな遺産を見つけるとより記憶に定着しますね。
まとめ
今回は世界の文化遺産の中で、文化的景観としても登録されているブドウ畑について見てきました。
テキストもよく読んで頂き、まとめとして上記の表をぜひ参考にしてください。
[世界遺産検定1級に登場するブドウ畑の覚え方まとめ]
・それぞれの遺産が持っている特徴と合わせて覚える
・上記の遺産は全て文化的景観としても登録されている
次回は文化遺産に関連して、頻出!世界遺産に関連する人物まとめという記事を見てみてください。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
1件の返信
[…] 次回は文化遺産で頻出の「文化的景観として登録されたブドウ畑」に関して、ぜひチェックしてみて下さい! […]