【世界遺産検定2級一発合格#1】3つの勉強法とスケジュールを公開します!
ここ最近でとても人気が出ている世界遺産検定。世界遺産の知識があると、なんだかかっこいいですよね。
私は社会人になってから世界遺産検定を受けてみたいと思い、2級から挑戦しました。受験した回は2018年3月で、一発で合格することができました。
2023年には世界遺産検定1級にも挑戦し、こちらも一発で合格しました(世界遺産検定1級の勉強方法はこちら)。
受験した年が少し前となりますが、基本的な試験構成は変わっていないため、本日は合格までの勉強時間や勉強方法をご紹介したいと思います。どう勉強したらいいかわからない方も、この記事を見ていただければ勉強方法に迷わず、時間を省き最短で合格に近づくことができると思います。
時間がなくても安心してください。当時私は会社員として働いていて、残業も多かったですが合格することができました。ぜひこの記事でまとめた方法を参考にしてみてください。
Contents
配点と合格点
世界遺産検定2級の配点は以下です。
基礎知識 | 日本の遺産 | 世界の遺産 | その他 |
20% | 25% | 45%(自然遺産10%,文化遺産35%) | 10% |
問題数は60問、試験時間は60分の4択マークシート形式です。
100点満点中、合格基準は60点以上で、合格率は約40~60%ほどです(難易度が高い試験だった場合、合格点は60点未満へ調整されることがあります)。
合格までの勉強時間
私の場合は、4,5ヶ月ほど勉強しました。
世界遺産検定を勉強する際は、計画を立てることが大切です。
[スケジュール]
5ヶ月前 基礎知識+日本の遺産
4ヶ月前 日本の遺産(続き)+世界の自然遺産
3ヶ月前 復習+世界の文化遺産
2ヶ月前 世界の文化遺産(続き)
1ヶ月前 時事問題+全体復習
受験月 受験
平日夜と、休日に時間を取るようにしました。
2級は1級ほど難易度が高くないため、既に知識がある方や時間が取れる方はもう少し短い時間で合格することができるかもしれません。
勉強方法
ここからは私が実施してきた勉強法を紹介します。
[勉強方法]
1. 各分野に優先順位をつける
2. 公式テキストを熟読する
3. 過去問を2年分×3回ずつ実施する
順番に見ていきます。
各分野に優先順位をつける
優先度を決める前に、まずは目標点数を決めましょう。
1. 目標点数を決める
2. 勉強する優先順位を決める
目標点数を決める
世界遺産検定2級の出題比率と配点をもとに、目標点数を決めます。
基礎知識 | 日本の遺産 | 世界の遺産 | その他 | 合計 | |
配点 | 20点 | 25点 | 45点 | 10点 | 100点 |
私の目標点数 | 15点 | 20点 | 30点 | 5点 | 75点 |
私が合格したときの点数(2018.3) | 18点 | 23点 | 36点 | 10点 | 87点 |
私が目標とした点数は75点/100点です(合格点は60点)。大事なポイントは、全体の45%を占める「基礎知識」と「日本の遺産」は満点に近い点数を目指すことです。
実際に合格したときの点数は合計87点/100点と、目標以上の得点が取れました。
得意分野に重点を置いて、設定してみて下さい。特に得意分野がない方は、上記を参考にしてみて下さい。
勉強する優先順位を決める
上記の目標点数を取るために、勉強する優先順位を決めました。
[優先順位]
1. 基礎知識
2. 日本の遺産
3. 世界の自然遺産+複合遺産
4. 世界の文化遺産
5. その他(時事)
全体の45%を占める「基礎知識」と「日本の遺産」は満点に近い点数を目指すので、初めに力を入れて勉強しました。
次に文化遺産と比べて数の少ない「世界の自然遺産+複合遺産」を勉強しました(2級テキストの後ろの方に、「地球の歴史」「火山」「固有の生態系」などカテゴリー毎に自然遺産がまとまっています)。
世界遺産の数は、文化遺産が約8割,自然遺産と複合遺産が約2割となっていますので、効率的に勉強するために、数の少ない分野から押さえていきます。
その後最も遺産数が多い「世界の文化遺産」を勉強。
その他(時事)に関しては、その年の世界遺産委員会開催国, 開催都市, ユネスコ事務局長, その年に起きた世界遺産関連のニュースをチェックします。
公式テキストを熟読する
世界遺産検定公式のテキストを熟読しました。
公式HPにも「公式テキストから8割以上が出題される」と記載がありますので、必ず公式テキストで勉強しましょう!
基礎知識を勉強している際は、基礎知識部分に絞って「テキスト熟読→過去問を解く(後述します)→過去問で出た部分をテキストへマーカーを引く」を繰り返し、問題で出やすい部分を把握しました。
この際も、上述した優先順位を意識します。「基礎知識」と「日本の遺産」に関しては満点近くを目指していたので、この2分野に関してはテキストの内容全てを頭に入れるよう熟読しました。
過去問を2年分 × 3回ずつ実施する
私は2年分の公式過去問題集を3回ずつ解きました。
2級の公式過去問題集は、1冊(1年分)に3,7,12月の3回分の過去問が載っています(1級とまとめられていて、1級+2級の1年分の過去問が掲載されています)。
上記の計画の中でテキスト熟読+過去問実施をしていきました。
例えば、一気に全ての問題を解くのではなく、まずは「基礎知識」に絞ってテキスト熟読→過去問を解く→過去問で出た部分をテキストへマーカーを引く、を繰り返しました。
世界遺産検定の出題傾向に慣れるためには、過去問を解いて出題傾向を掴むことが効果的です。
まとめ
まずは世界遺産検定2級の出題比率を把握し、目標点数を決めましょう。
勉強方法はこちらを参考にしてみて下さい。
[勉強方法]
1. 各分野に優先順位をつける
2. 公式テキストを熟読する
3. 過去問を2年分×3回ずつ実施する
「基礎知識」を勉強する場合…公式テキストの「基礎知識」部分を熟読→過去問題集の「基礎知識」分野を解く→問題に出た部分を、テキストにマーカー、を全分野やっていきます。
過去問を解く際は、はっきりと分野毎に分かれて記されているわけではないので、自分で「この問題は基礎知識だな」と判断しながら解いていきました(判断はそんなに難しくないですし、分野が混ざった問題も出題されるので大体でOKです)。
次は、基礎知識編の押さえるべき点に進んでください。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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