世界遺産検定1級の難易度・日程・合格率は?一問一答Q&A

ブログをお読みいただきありがとうございます。

今まで世界遺産検定1級の勉強法に関して、「基礎知識」「日本の遺産」「世界の遺産」「その他」に分けて紹介してきました。

本日は、世界遺産検定1級の受験に関しての疑問を一問一答のような形で答えてみたいと思います。

Q, 世界遺産検定1級の受験資格は?

A, 世界遺産検定1級を受験するためには、2級を保持している必要があります。

マイスターの受験資格は1級を保持していること、1級と準1級の受験資格は2級を保持していることです。2級以下は、どなたでも受験することができます。私は2級から受験し、2級と1級を持っています。

公式HPの受験資格、目安はこちら

Q, 世界遺産検定1級の受験日程は?

A, 世界遺産検定1級は、毎年7月と12月の年2回受験することができます。

具体的な日程は公式HPからチェックしてみましょう!申し込み開始は3ヶ月前ほどから始まるので、しっかりと確認しましょう。

Q, 世界遺産検定1級の合格率は?

A, 世界遺産検定1級の合格率は、20~30%ほどです。難易度によって前後しますが、大体例年20~30%ほどと、一般的な検定試験の中でも難しい方だと言えるでしょう。

Q, 世界遺産検定1級の勉強法は?どのように勉強したらいい?

A, 私が世界遺産検定1級に合格した際に実施した勉強方法は以下です。1級は出題範囲が全遺産と膨大なので、優先順位をつけて計画的に勉強する必要があります。

[勉強方法]
1. 各分野に優先順位をつける
2. 公式テキストを熟読する
3. 過去問を5年分×3回実施する
4. 自分なりにノートにまとめる

詳細はこちらをご覧ください。
【世界遺産検定1級一発合格#1】4つの勉強法とスケジュール

テキストは公式のものを使用しましょう。時事問題以外は、公式テキスト、公式過去問、公式Youtubeをしっかり勉強すれば、合格することが可能です。

Q, 世界遺産検定1級に合格するための勉強時間は?

A, 私の場合は社会人として働いており、残業も多く平日になかなか時間が取れなかったので、主に休日に時間を取り1年ほどコツコツ勉強しました。

半年前からは具体的にスケジュールを立てて、受験に間に合うように計画的に勉強しました。1級においては範囲が多いため、優先度とスケジュールを立てることが重要です。

スケジュールの立て方はこちら

Q, 世界遺産検定1級を受けるメリットは?1級を持っていることのメリットは?

A, 世界遺産検定1級を持っていると、様々なメリットがあります。具体的には、旅行先で世界遺産を訪れた際に認定者特典がもらえたり、就職で有利になったり、進学で優遇措置が取られる場合があります。

個人的には、人生が豊かになると思います。世界には様々な国と考え方、価値観がある中で、世界遺産は人類みんなで未来永劫守っていこうという同じ価値観のもと認められた遺産です。旅行でも役に立ちますし、頑張って勉強し合格した達成感も人生の中での宝物です。

認定者特典はこちら

公式HPのメリットはこちら

Q, 問題集、過去問はどれを使用すべき?

問題集は、世界遺産検定公式の過去問を使用しましょう。実際の過去問を解くことで、出題傾向をつかむことができます。

公式HPには2,3年分しか載っていないので、それ以上解きたい場合はAmazonやメルカリなどを活用して手に入れましょう。私は5年分の過去問で勉強しました。

Q, 世界遺産検定1級を学ぶ際、おすすめの動画は?

A, 基本的には公式テキストと問題集で勉強可能ですが、時事問題については世界遺産検定公式YouTubeチャンネルである『旅するように学ぶ世界遺産』や『世界遺産カレッジ』さんを拝見し、勉強しました。

Q, 世界遺産検定1級では全ての遺産を覚えるべき?

A, 1級の出題範囲としては、「全ての遺産」が該当となっています。全ての遺産が出題される可能性があります。ただ、全て覚えるのは正直しんどいですよね。

私は、「日本の遺産」「世界の自然遺産」「世界の複合遺産」は全て覚えるようにしました。中でも「日本の遺産」は全て暗記が必須です。「世界の文化遺産」は、できる限り多く覚えるようにしました。中でも特徴のある遺産、基礎知識にも関わる遺産、過去問によく出る遺産を重視しましょう。

Q, 歴史関係の大学学部・学科に入ってる人の場合、世界遺産検定2級や1級は簡単に合格できる?

A, 2級においては、そこまで難しくはないため歴史や世界遺産を知っている場合は知識を生かすことができる部分もあるかと思います。ただ世界遺産登録における基礎知識についてはあまり一般的な知識ではないため、勉強する必要があると思います。1級においては難易度がかなり高いため、公式テキストを使用した専門的な勉強が必要です。

Q, 世界遺産検定1級と2級の日本の遺産の分野の違いは?

A, 日本の遺産に関しては、1,2級ともに全ての遺産が出題範囲内です。出題範囲としては同じですが、2級ではその遺産の代表的な特徴が出題される一方、1級ではもっと細かい部分の理解と暗記が必要になります。私が使用したテキストでは、日本の遺産においては2級は1遺産に対し2ページ、1級は1遺産に対し4ページと、テキストの量が違いました。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

質問がありましたら、お気軽にコメントやメッセージをくださいね。一発合格を目指して、頑張りましょう!

writer

世界遺産が好きな会社員女性です。世界遺産検定は、会社で働きながらも世界遺産検定1級,2級ともに一発合格することができました。自分なりにまとめたり、工夫をしながら勉強したので、このブログでは一発合格のために役立つ私なりの勉強法を紹介いたします。

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